James Records

オルタナ・インディー・ポストロックなどの新譜から過去の名盤まで。

インディー

Terror Twilight / Pavement (1999)

無職になってからローファイを聴く頻度が増えました。 けだるげな歌とサウンドが怠惰な毎日を映しだすからでしょうか。知らんけど 今週は治験に行っていました。全員死んだ目をしていたので全員にこのアルバムを聴かせたいなあと思いながらH2(あだち充)を…

Ghosts / ミツメ (2019.4)

社会人の皆さん、一週間お疲れさまでした。毎日が週末のAriumaです。 当ブログは働く皆さんを応援しています。飲みましょう。 約2年ぶりの新作リリースのミツメ。アルバムごとに趣向を変える彼らですが、今作は歌に重きを置いてる印象でした。全体的にミドル…

Crazy for You / Best Coast (2011)

Best Coastの1stです。 サーフ系のローファイパンクといった感じで、暑い日にぴったりです。冷房の効いた小綺麗な部屋よりは、扇風機1台置いてある小汚い部屋で聴くと良い感じです。それか海辺でラジカセとかで聴いてください。お願いします。 1曲目「Boy Fr…

Micro Castle / Deerhunter (2011)

オルタナ、シューゲイザーからサイケ、パンクなどなんでもありでアルバムごとに印象を変えるDeerhunter。 メンバーの幅広い音楽経験をこれでもかというほどに詰め込みまくって作品にするバンド。聴き手を意識したキャッチーさは全くなく、その分好奇心を持っ…

Salad days / Mac Demarco (2014)

カナダのインディーロックシンガーのマックデマルコの2nd。今年フジロック出るみたいです。 どことなくサイケ感あるひねくれポップ。浮遊感のある涼しげなサウンドでこの時期にぴったりではないでしょうか。けだるい歌声が、怠惰な夏の日の午後を肯定してく…

Days / Real Estate (2011)

初夏。この時期は聴くのに迷うと大体Real Estateをかけてしまいます。 浮遊感、透明感たっぷりでメロディアス。薄いリバーブがかかったローファイギターが気持ち良い。特に初期のReal Estateは初夏にぴったりの清涼感あふれるサウンドですのでこれからの時期…

Vibes(EP) / Vacations (2016)

頑張れ日本。James Recordsはサッカー日本代表を応援しています。今日の予想スコアは2-1で日本。 ローファイインディーロックバンドVacationsの1stEP。 まさにサーフ系という感じで、海辺で寝ながら聴いたら最高だろうなあと思います。暖かいツインギターの…

Oshin / DIIV (2012)

アメリカのドリームポップバンドDIIV(ダイブ)の1st。アルバムの読み方はおしんでいいんでしょうか。 音は適度にローファイで、かつモダンさも感じられる良いバランスのバンドです。特にギター2本の絡み合いがとても気持ち良い。以前紹介したBeach Fossillsの…

Go With Me / SEAPONY (2011)

梅雨なのにあんまり雨が降らなくて逆に残念ですね。もうちょっと降っていいですよ。 シアトルのインディーポップバンドSEAPONYの1stです。音楽的にはローファイなドリームポップという感じ。適当な演奏に乗せたキャッチーなメロディが気持ちいい。最近で言う…

Life Without Sound / Cloud Nothings (2017)

6月9日、ロックの日です。天気良すぎ。天国のジミヘンも喜んでそうですね(適当)。今日も元気にレビューしていきたいと思います。 このアルバムはCloud Nothingsの4thアルバムで最新作です。ハードコア寄りのオルタナサウンドと鋭いボーカルの叫びが持ち味の…

Teenage Movie Soundtrack / Heyrocco(2015)

勉強や仕事で疲れた、今はとにかく馬鹿になりたい、そんな方に。 Heyroccoはアメリカのインディーロックバンド。 いい具合にガレージ感があり、かつとてもポップで聴きやすいです。ウィーザーとかパワーポップ好きな人にもおすすめできそうです。 曲はとても…

hots off to the buskers / The View (2007)

スコットランドのインディーロックバンドの1st。 リバティーンズあたりをもっとキャッチーで聴きやすくした感じです。日本で言うところのandymori的な。ボーカルの投げやりな歌い方も曲にいい感じにマッチしてます。メンバー当時10代とのことで初期衝動に溢…

Homecoming With Me ? / Homecomings (2014)

飲みすぎて更新どころではなかったので日付改竄していきたいと思います。 京都のガールズギターポップバンドHomecomingsの1st。 棒読み英語が好きになれるかどうかが肝な気がする。僕は大好きです!メロディそのものもポップでキャッチーだしアレンジもシン…

Beach Fossils / Beach Fossils (2010)

ローファイインディーバンドBeach Fossilsの1st。 気だるい演奏に気だるいボーカルが持ち味の気だるいバンド。気だるい雨降りの午後に家に引きこもると、この気だるさもそう悪くはないなと思わせてくれます。 しかし気だるいだけでは終わりません。いい具合…

人生、山おり谷おり / MONO NO AWARE (2017)

東京のインディーズバンドMONO NO AWAREの1stです。サウンドクラウドで偶然見つけてそれ以来よく聴いてます。 和のテイストを大事にしたバンド。歌も演奏もアレンジも遊び心にあふれていて聴いていて楽しいし、飽きにくいです。日本語詞にこだわっていて、響…

Crooked Rain, Crooked Rain / Pavement (1994)

ローファイインディーの祖、ペイブメントの2nd。 演奏も歌も超下手くそなのにメロディがめちゃくちゃ良いというギャップが謎のエモさを産み出す稀有な例。 歌詞は当時流行してたバンドやシーンを貶したり皮肉ったりと言いたい放題。文句を言い散らかした挙句…

There’s Nothing Wrong With Love / Built to Spill (1994)

USインディーバンドBuilt to Spillの2nd。 ペラペラで下手くそなギターとまるでやる気の感じられないベースドラムに乗せた、これでもかというほどにナイスなメロディが持ち味。覇気のない演奏によって歌のエモーショナルな部分がなぜか引き立てられる稀有な…

So Long Forever / Palace (2016)

サウンドクラウドで適当に曲流してたら偶然見つけました。 ドリームポップ・インディーポップ的なサウンドで、どこか紳士的な優しいボーカルとリバーブの効いた暖かみのあるギターのアレンジがナイス。 麺で例えると鶏白湯ラーメン。あっさりしていてしつこ…

☆ファンファーレと熱狂 / andymori (2010)

andymoriの2ndで、2010年代を代表する大名盤です。 このバンドにとやかく詳しい説明を付けるのは野暮なのでやめときます。歌が良くて詞が良くて演奏がかっこよかった、それだけです。和製リバティーンズだとかそういうことは重要じゃなかったんです。ただ曲…

アルファベータvs.ラムダ/OGRE YOU ASSHOLE(2008)

OGRE YOU ASSHOLEで「オウガ ユー アスホール」と読みます。通称オウガ。USインディーの大御所、モデストマウスのメンバーに命名されたそうですが意味は全くもって不明です。 音楽性もUSインディーからの影響が強く、最低限の和音と単音リフ作るギターアンサ…

mitsume / ミツメ (2011)

東京のインディーバンドミツメ。スカート、トリプルファイヤーとともにインディー3銃士って呼ばれてるらしい(ウィキに書いてあった)。1年前熊本のナバロに来てました。観に行けなくて残念! 今日紹介するのはデビューアルバムの「mitsume」です。ローファイ…

Goodbyes / The Bilinda Butchers (2012)

アメリカのどこかのインディーポップバンド。バンド名はマイブラのギターボーカルのビリンダ・ブッチャーから拝借してるみたいです。 曲もマイブラよろしくノイズまみれなんやろなあって思ったら意外とそんなことはなくて、打ち込みのリズムにウィスパーボイ…

Real Estate/Real Estate(2009)

まだまだ春ですが今のうちに初夏にぴったりな最高のアルバムを紹介いたします。 セルフタイトルであるこのアルバムは、USインディーバンドReal Estateのデビューアルバム。ローファイなリバーブが効いたクリーンギターのアルペジオの絡み合いとボーカルの温…