James Records

オルタナ・インディー・ポストロックなどの新譜から過去の名盤まで。

ロック/ポップス

Ghosts / ミツメ (2019.4)

社会人の皆さん、一週間お疲れさまでした。毎日が週末のAriumaです。 当ブログは働く皆さんを応援しています。飲みましょう。 約2年ぶりの新作リリースのミツメ。アルバムごとに趣向を変える彼らですが、今作は歌に重きを置いてる印象でした。全体的にミドル…

AINOU / 中村佳穂 (2018)

今日から社会人の皆さん、お疲れ様です!Ariuma(無職)です。慣れないことが多くストレスも多いと思いますので早く帰って音楽聴いて酒飲んで寝てください。 この中村佳穂さんのAINOUというアルバム、去年の邦楽のアルバムで一番良かったというレベルで好きで…

タイム・ラプス / きのこ帝国 (2018)

きのこ帝国の待望の新譜、本日発売です。特に最近はアルバムごとの変化が激しく、今回はどういう曲を聴けるのか非常に楽しみでした! で1曲目の「WHY」、屈託無いディストーションギターが聴けて早速ワクワクです。オルタナ寄りのアルバムなのかなとちょっと…

Belle Époque / ラッキーオールドサン (2017)

日が落ちるのが早くなって参りました。外の空気もどことなく冷たく、秋の訪れを告げるようです。こんな夜には、コンビニおでんと安い日本酒で一杯やりながらこの一枚を聴くことにします。 男女2人によるアコースティックユニット、ラッキーオールドサンの2nd…

TRICERATOPS / TRICERATOPS (1998)

James Recordsは第100回全国高校野球選手権大会を応援しています。鹿児島実業の皆さんはお疲れ様でした。優勝予想は木更津総合です。当たったらコメントください。 話が逸れましたがTRICERATOPSの1stを紹介させてください。 王道ロックンロールリフに乗せて…

さざなみCD / スピッツ (2008)

James Recordsは鹿児島実業高等学校野球部を応援しています。明日の金足農業戦頑張ってください。 さざなみCDは全国の球児に聴いてほしい、8月に最高に合うアルバムです。全曲シングルカット出来るくらいキャッチーな名曲揃いです。爽やかなサウンドが夏にぴ…

CALL / スカート (2016)

東京で活動しているインディーバンドスカートの5thです。 ポップなのに王道を少し外したメロディやコード進行が最高です。爽やかなので夏の内にぜひ。ルックスも王道を外した感じでグッド。 一回ライブで観たのですが、その時はアコースティックでやっててこ…

Chicken Zombies / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

今日の記事はちょっとギター好きな人向けの内容です、すみません! 今日はアベフトシの命日。彼が亡くなってもう15年とかそれくらいでしょうか。日本で一番上手いギタリストは誰か知りませんが、日本で一番かっこいいギタリストって聞かれたらアベフトシって…

K / Kula Shaker (1999)

イギリスのギターロックバンドKula Shakerの1st。 ロックンロールとインド文化の融合。キャッチーなリフとメロディの合間にもサイケデリックさが垣間見えて気持ち良い。とにかくシンプルにカッコいいアルバムで、間違いなくこのバンドの最高傑作です。 1曲目…

ファンクラブ / ASIAN KUNG-FU GENERATION (2006)

アジカンいえばこれって言う人はあんまりいないですが、個人的に好きなので。 それまでの「君繋〜」や「ソルファ」に比べて明らかに地味なこのアルバム。詞も全体的に暗め。「ブラックアウト」「ブルートレイン」などを聴いて分かるように、今回は個々の演奏…

トランシーバ・デート/キイチビール&ザ・ホーリーティッツ(2018)

キイチビールさん(ギターボーカル)率いるポップバンド。 シンプルで分かりやすい日本語詞にポップだけどちょっとひねくれたメロディ。緩く歌ってるように見せかけて、詞の節々に生活に対する焦燥とかが見えてきてその対比がたまらないです。良いポップスの安…

インディゴ地平線 /スピッツ (1995)

連日暑いですが皆さん大丈夫ですか。夏は昼が長く、陽が落ちる前にシャワーを浴び、爽快な気分でビールを飲めるので個人的には最高の季節です。話が逸れました、レビューに移ります。 インディゴ地平線はスピッツの7thアルバム。カブ乗りの女の子のジャケが…

Jupiter / BUMP OF CHICKEN (2002)

バンプ、アジカン、エルレ、ラッド。00年代、中高生の心を掴んで離さなかったこれらのバンドの中でも特に好きだったのがバンプでした。 曲の良し悪しとかではなく、当時のバンプ特有の田舎臭さ、泥臭さ、不器用さが好きでした。今では恥ずかしいけど「Stage …

Destiny / Nona Reeves (2000)

タイの少年13人が全員救出されたみたいですね。本当に良かったです。今日はガパオライス好きなだけ食べていいぞ。 NONA REEVESは極上のポップスを奏で続けて20年のベテランバンド。 ポップスを中心に据え、R&B、ファンク、ソウルなどの要素で肉付けされたハ…

フジファブリック/ フジファブリック (2004)

台風が上陸しましたが九州の皆さん無事でしょうか。通過した後も土砂災害や河川の氾濫には十分気をつけてください。 ところで、台風といえばフジファブリック1stアルバム収録のこの曲「TAIFU」。 独特な和風リフに日本語詞を重んじた歌、先の読めない展開。…

【W杯企画】Mind Travel / Superfly (2011)

頑張れ日本。James Recordsはサッカー日本代表を応援しています。今晩27時キックオフのベルギー戦、1-1からのPK4-3で日本の勝利と予想します。ベルギーよ、震えて眠れ。 下馬評を覆し決勝へ進んだ日本。ポーランド戦への批判はありますが逆境を力に変えて勝…

砂漠の流刑地 / ふくろうず (2011)

ふくろうずの3rdアルバム。 ポップだけどどこか翳りがあって遊び心もあるのがふくろうずの魅力。このアルバムはそれに加えて良い意味でのヤケクソ感があります。暗くて自虐的でどこか冷めている感じ。ボーカルの内田さんの気が触れる寸前のような歌も詞も最…

New Chappie / Chappie (1999)

Chappieとは90年代初頭に少し流行った着せ替えキャラクターのことです。歌手デビューしたChappieのために森高千里、細野晴臣、松本隆、草野マサムネなどの豪華ゲストが集結して作られたのがこのアルバム。 5曲目「水中メガネ」は松本隆作詞、草野マサムネ作…

ether[エーテル] / レミオロメン (2005)

季節の移ろいとともに聴きたい最高の一枚。 初期のレミオロメンの傑作です。ポップでキャッチーでとても聴きやすい。その一方でコード進行もメロディも独特で不可思議なものばかりで、雑多なポップスとは一線を画しています。特にギターのバッキングは意味不…

金字塔 / 中村一義 (1997)

中村一義の1stアルバム。 セルフプロデュースのソロ作品。ボーカルギターのみならずベースドラム、パーカション、キーボードまでも独学で勉強しレコーディングまで自分で行うというDIYっぷり。この時若干22歳...。 キャッチーで普遍的だけどどこかヘンテコな…

Home / Polaris (2002)

中々寝付けないあなたに。 日本のポップバンドPolarisの1stです。 フィッシュマンズを思わせる浮遊感のあるサウンドとダブ的なリズムアプローチが持ち味。実際、ベーシストの柏原さんは元々フィッシュマンズのベーシストでした。どの曲もメロディがとても綺…

☆ ハチミツ / スピッツ (1995)

そろそろ100枚行っただろと思ったら全然だった。これからも地道にやっていきます。 ハチミツはスピッツの5thアルバム。スピッツがロビンソンでブレイクし、絶頂期にあった時期に出された作品です。最高にポップで優しくて、それでいて叙情的でシュール。スピ…

ジョゼと虎と魚たち(soundtrack) / くるり (2005)

くるりが映画「ジョゼと虎と魚たち」に提供したサントラ。 ピアノやストリングを用いたクラシカルな曲からアコギによるカントリーやフォークのインストなどバラエティに富んだ内容。どれも叙情的で映画の雰囲気にとてもマッチしています。最高です。 とはい…

渦になる / きのこ帝国 (2012)

曇りの予報なのに大雨。外出の予定なくてよかったぜ!こんな日はシューゲイザーでも聴きながらネットの海を漂っていきたいと思います。 渦になるはきのこ帝国の2ndミニアルバムです。この時期のきのこ帝国はシューゲイザーとナンバガ以降のギターロックを上…

☆3 / キリンジ (2000)

キリンジの3rdアルバム。 全くやる気のないジャケットに超適当なタイトル。テカってる男2人の写真見てジャケ買いする人なんてまずいない。曲だけ聴いときゃいいんだよと言わんばかりの自信溢れる姿勢がすでにかっこいい。で、実際中身も最高で名曲だらけです…

イデアの水槽 / GRAPEVINE (2003)

GRAPEVINE大好きなんですがその中でもかなり好きなアルバムです。 GRAPEVINEがどんなバンドなのか口で説明するのは意外と難しい。正統派なギターロックかと思いきゃひねくれまくった曲もあったりで一筋縄ではいかないバンドです。 一曲目「豚の皿」。不穏な…

人生、山おり谷おり / MONO NO AWARE (2017)

東京のインディーズバンドMONO NO AWAREの1stです。サウンドクラウドで偶然見つけてそれ以来よく聴いてます。 和のテイストを大事にしたバンド。歌も演奏もアレンジも遊び心にあふれていて聴いていて楽しいし、飽きにくいです。日本語詞にこだわっていて、響…

空の飛び方 / スピッツ (1994)

スピッツの5thアルバム。 スピッツはネタ切れの時のためにとっておくつもりだったんですが我慢できなくなった....。 自分の中で空の飛び方は5月のアルバム。土曜の晴れた昼下がりに公園のベンチに腰かけて聴くのがおすすめです。 ロビンソンで大ブレイクを果…

さくらの唄 / GOING STEADY (2001)

ゴイステの名盤です。 聴いてて恥ずかしくなるほど青い歌詞に真っ直ぐなメロディに爆音の楽器隊。 言葉で説明しても寒くなりそうなので曲を紹介して終わろうと思います。 BABY BABY 銀河鉄道の夜 佳代 これ以外も名曲揃いなので是非。 日付またいじゃったの…

シンクロニシティーン / 相対性理論 (2010)

最近このブログのせいで自分のツイッターがスパムみたいになっててなんか申し訳ないです。でも、もう止まれないんで。 相対性理論の3rdで、2010年代前半を代表する名盤と勝手に思ってます。andymoriのときも同じこと言ったな。 このアルバム本当に全曲良いで…