James Records

オルタナ・インディー・ポストロックなどの新譜から過去の名盤まで。

Foreign Languages / tide/edit (2014)

フィリピン?かどこかのポストロックインストバンド、tide/editの1st。フィリピンじゃなかったかも。すみません。 テクニカルかつキャッチーなフレーズがかっこいい。たまに繰り出されるファンキーなカッティングも良い感じ。あと演奏上手すぎ。toe好きだけ…

Crazy for You / Best Coast (2011)

Best Coastの1stです。 サーフ系のローファイパンクといった感じで、暑い日にぴったりです。冷房の効いた小綺麗な部屋よりは、扇風機1台置いてある小汚い部屋で聴くと良い感じです。それか海辺でラジカセとかで聴いてください。お願いします。 1曲目「Boy Fr…

Micro Castle / Deerhunter (2011)

オルタナ、シューゲイザーからサイケ、パンクなどなんでもありでアルバムごとに印象を変えるDeerhunter。 メンバーの幅広い音楽経験をこれでもかというほどに詰め込みまくって作品にするバンド。聴き手を意識したキャッチーさは全くなく、その分好奇心を持っ…

Chicken Zombies / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

今日の記事はちょっとギター好きな人向けの内容です、すみません! 今日はアベフトシの命日。彼が亡くなってもう15年とかそれくらいでしょうか。日本で一番上手いギタリストは誰か知りませんが、日本で一番かっこいいギタリストって聞かれたらアベフトシって…

K / Kula Shaker (1999)

イギリスのギターロックバンドKula Shakerの1st。 ロックンロールとインド文化の融合。キャッチーなリフとメロディの合間にもサイケデリックさが垣間見えて気持ち良い。とにかくシンプルにカッコいいアルバムで、間違いなくこのバンドの最高傑作です。 1曲目…

Salad days / Mac Demarco (2014)

カナダのインディーロックシンガーのマックデマルコの2nd。今年フジロック出るみたいです。 どことなくサイケ感あるひねくれポップ。浮遊感のある涼しげなサウンドでこの時期にぴったりではないでしょうか。けだるい歌声が、怠惰な夏の日の午後を肯定してく…

You’re Welcome / Wavves (2017)

暑いですが皆さん生きてますか?暑さに負けないためにもこのアルバムを聴いてください。 オルタナティブ・パンクバンドWavvesの最新作。ローファイでサーフ感のあるパンクという感じです。とにかく馬鹿で暑苦しい音。エアコンのない小汚い部屋で暑さに耐えな…

ファンクラブ / ASIAN KUNG-FU GENERATION (2006)

アジカンいえばこれって言う人はあんまりいないですが、個人的に好きなので。 それまでの「君繋〜」や「ソルファ」に比べて明らかに地味なこのアルバム。詞も全体的に暗め。「ブラックアウト」「ブルートレイン」などを聴いて分かるように、今回は個々の演奏…

American Football / American Football(1999)

ワールドカップはJames Records公認国フランスが優勝しました。おめでとう! 重鎮American Footballの1st。クリーンのアルペジオの絡み合いと変拍子、複雑で緻密な構成、それをものともしないテクニック。いわゆるポストロックに必要な要素を全て提示した重…

トランシーバ・デート/キイチビール&ザ・ホーリーティッツ(2018)

キイチビールさん(ギターボーカル)率いるポップバンド。 シンプルで分かりやすい日本語詞にポップだけどちょっとひねくれたメロディ。緩く歌ってるように見せかけて、詞の節々に生活に対する焦燥とかが見えてきてその対比がたまらないです。良いポップスの安…

インディゴ地平線 /スピッツ (1995)

連日暑いですが皆さん大丈夫ですか。夏は昼が長く、陽が落ちる前にシャワーを浴び、爽快な気分でビールを飲めるので個人的には最高の季節です。話が逸れました、レビューに移ります。 インディゴ地平線はスピッツの7thアルバム。カブ乗りの女の子のジャケが…

Tour EP / Teen Daze (2011)

W杯予想を尽く外している当ブログですが、決勝はフランス2-1クロアチアです。これは間違いない。当たったらコメントください。 Teen Dazeはカナダで活動しているエレクトロニカ・ドリームポッププロジェクト。くるりの岸田繁がレコメンドに挙げているのを見…

Jupiter / BUMP OF CHICKEN (2002)

バンプ、アジカン、エルレ、ラッド。00年代、中高生の心を掴んで離さなかったこれらのバンドの中でも特に好きだったのがバンプでした。 曲の良し悪しとかではなく、当時のバンプ特有の田舎臭さ、泥臭さ、不器用さが好きでした。今では恥ずかしいけど「Stage …

Destiny / Nona Reeves (2000)

タイの少年13人が全員救出されたみたいですね。本当に良かったです。今日はガパオライス好きなだけ食べていいぞ。 NONA REEVESは極上のポップスを奏で続けて20年のベテランバンド。 ポップスを中心に据え、R&B、ファンク、ソウルなどの要素で肉付けされたハ…

Organ Freeman / Organ Freeman (2016)

。 ワールドカップ4強が出揃いました。James Records的にはフランス優勝で予想していますので当たったらコメントください。 Organ Freemanはジャズ、ファンク、ソウル、フュージョンなどの要素を併せ持ったポップなインストバンド。モーガンフリーマンをもじ…

Roosevelt / Roosevelt (2016)

ドイツのエレクトロポップバンド。 自分は元々生のバンドサウンド厨だったんですが、最近無機質なエレクトロニカもなんとなく好きになり行き着いたのがこのバンドでした。 シンセの音色が最高。古臭さと真新しさが調和した素晴らしいサウンドです。メロディ…

Regret,Love,Guilt,Dreams / The Bilinda Butchers (2011)

記録的豪雨が続いております。二次災害にはくれぐれもお気をつけください。 このアルバムは北欧かどこかのインディーポップバンドのEPです。バンド名はマイブラのビリンダブッチャーからそのまま拝借。 その名が示す通りシューゲイザー・ドリームポップ的な…

Slowdive / Slowdive (2017)

歴史的豪雨が続きますが皆さんご無事ですか。土砂災害や河川の氾濫には十分お気をつけください。 2017年はある意味シューゲイザーの年。RideやSlowdive、ジザメリなどのレジェンド達がこぞって復活し名作を残していきました(マイブラは相変わらず新譜出す出…

No New World / MASS OF THE FERMENTING DREGS (2018)

マスドレ実に8年振りの新譜、昨日リリースでした。 轟音で捲し立てて勢いで走りきるのがマスドレでした。が、今作は以前より明らかに音数少なめで落ち着いているし、ポップにまとまったなあと。一音一音丁寧に聴かせようという意識を感じました。ボーカルも…

Days / Real Estate (2011)

初夏。この時期は聴くのに迷うと大体Real Estateをかけてしまいます。 浮遊感、透明感たっぷりでメロディアス。薄いリバーブがかかったローファイギターが気持ち良い。特に初期のReal Estateは初夏にぴったりの清涼感あふれるサウンドですのでこれからの時期…

フジファブリック/ フジファブリック (2004)

台風が上陸しましたが九州の皆さん無事でしょうか。通過した後も土砂災害や河川の氾濫には十分気をつけてください。 ところで、台風といえばフジファブリック1stアルバム収録のこの曲「TAIFU」。 独特な和風リフに日本語詞を重んじた歌、先の読めない展開。…

【W杯企画】Mind Travel / Superfly (2011)

頑張れ日本。James Recordsはサッカー日本代表を応援しています。今晩27時キックオフのベルギー戦、1-1からのPK4-3で日本の勝利と予想します。ベルギーよ、震えて眠れ。 下馬評を覆し決勝へ進んだ日本。ポーランド戦への批判はありますが逆境を力に変えて勝…

砂漠の流刑地 / ふくろうず (2011)

ふくろうずの3rdアルバム。 ポップだけどどこか翳りがあって遊び心もあるのがふくろうずの魅力。このアルバムはそれに加えて良い意味でのヤケクソ感があります。暗くて自虐的でどこか冷めている感じ。ボーカルの内田さんの気が触れる寸前のような歌も詞も最…

Rock Action / Mogwai (2000)

Mogwaiの中でも特に綺麗なアルバム。 Mogwaiと言えば轟音系のバンドというイメージが強いですが、意外と静かな曲も多いです。特にこのアルバムではメロディとハーモニーの美しさを強調するために轟音が控えめになっています。クリーンギターのアルペジオとエ…

Vibes(EP) / Vacations (2016)

頑張れ日本。James Recordsはサッカー日本代表を応援しています。今日の予想スコアは2-1で日本。 ローファイインディーロックバンドVacationsの1stEP。 まさにサーフ系という感じで、海辺で寝ながら聴いたら最高だろうなあと思います。暖かいツインギターの…

Oshin / DIIV (2012)

アメリカのドリームポップバンドDIIV(ダイブ)の1st。アルバムの読み方はおしんでいいんでしょうか。 音は適度にローファイで、かつモダンさも感じられる良いバランスのバンドです。特にギター2本の絡み合いがとても気持ち良い。以前紹介したBeach Fossillsの…

Green Mind / Dinosaur Jr. (1991)

晴れた暖かい日に自転車をこぎながら聴きたいアルバム。 おそらくダイナソーJrで最も爽やか。ジャズマスターとビッグマフから繰り出されるクソ汚いギターソロがカッコいいのは言うまでもないですが、それよりもメロディとコードの綺麗さが際立っています。J…

New Chappie / Chappie (1999)

Chappieとは90年代初頭に少し流行った着せ替えキャラクターのことです。歌手デビューしたChappieのために森高千里、細野晴臣、松本隆、草野マサムネなどの豪華ゲストが集結して作られたのがこのアルバム。 5曲目「水中メガネ」は松本隆作詞、草野マサムネ作…

ether[エーテル] / レミオロメン (2005)

季節の移ろいとともに聴きたい最高の一枚。 初期のレミオロメンの傑作です。ポップでキャッチーでとても聴きやすい。その一方でコード進行もメロディも独特で不可思議なものばかりで、雑多なポップスとは一線を画しています。特にギターのバッキングは意味不…

Suueat. / Let’s Get Lost (2017)

栃木のオルタナティブロックバンドの1stEP。 ローファイで浮遊感のあるオルタナ直球サウンドが最高。けだるげな英詞ボーカルもいい感じ。昔に帰りたいオルタナおじさんも、今を生きるオルタナキッズも是非。 1曲目「Gold boy」。 休日のお昼時のちょっと眠た…