The Beautiful Game / Vulfpeck (2016)
ロサンゼルスのファンクバンド、Vulfpeck(ウルフペック)の2ndアルバム。
基本ギター、キーボード、ベース、ドラムの4人編成ですが外部からメンバーを入れたり、更にはメンバー間で楽器を交代してプレイしたりなどやりたい放題なバンド。
曲はバッキバキのファンクインストもあれば、ジャクソン5みたいなR&Bやプリンスみたいなポップ曲もあったりと幅広い印象。どの曲もユーモアが散りばめられていて、なおかつ音楽的にかなり計算されているというギャップがたまらないです。
メンバー全員ナイスプレイヤーですが特にベーシストが凄い。タイトなベースラインをサラリと弾きこなすイケメン。
このアルバムではボーカル入りの曲が多いので、とにかくファンキーな演奏が聴きたいって方にはインスト曲が多いEPの「Fague State」とかおすすめです。
ガチのファンクをやるバンドってあまり無いのでありがたい存在ですね。王道を貫きつつも遊び心を忘れない、聴いてて楽しいバンドです。ライブも観てみたいです。フジロックとか来ないのかな。