James Records

オルタナ・インディー・ポストロックなどの新譜から過去の名盤まで。

☆ファンファーレと熱狂 / andymori (2010)

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andymoriの2ndで、2010年代を代表する大名盤です。

このバンドにとやかく詳しい説明を付けるのは野暮なのでやめときます。歌が良くて詞が良くて演奏がかっこよかった、それだけです。和製リバティーンズだとかそういうことは重要じゃなかったんです。ただ曲と演奏が良かった、それだけ。

1st〜3rdはどれも同じくらい好きなので、アルバム名が好きな「ファンファーレと熱狂」を紹介することにしました。

1曲目「1984」。「親たちが追いかけた白人たちがロックスターを追いかけた か弱い僕もきっとその後に続いたんだ」この2文で人生を語る潔さが最高。

2曲目は「CITY LIGHTS」。サビ終わりの「どこにもいけないけれど けれど」というフレーズが印象的。閉塞感を感じさせつつも闇雲に解放を求める感じはアルバム通して見受けられます。

世界各地を旅してきた小山田らしく、人種を越えて世界中の人々の解放までも願う大作。下手にデカいこと歌うと臭くなるけど、詞が良いからそうはならない。小山田壮平がこのアルバムを作ったとき25歳で、自分も今年その歳になるのかと思うと焦りがすごい。とりあえずバグダッド行こうかな...

クサい記事になってきたのでこの辺にします!ありがとうございました。