James Records

オルタナ・インディー・ポストロックなどの新譜から過去の名盤まで。

ether[エーテル] / レミオロメン (2005)

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季節の移ろいとともに聴きたい最高の一枚。

初期のレミオロメンの傑作です。ポップでキャッチーでとても聴きやすい。その一方でコード進行もメロディも独特で不可思議なものばかりで、雑多なポップスとは一線を画しています。特にギターのバッキングは意味不明なボイシングばかりでとても面白いです。ギタリストは是非コピーしてみては。

1曲目「春夏秋冬」が表す通り、四季折々の情景を織り交ぜた曲が並んでおります。一切捨て曲無しの気合の入った大名盤。

4曲目「アカシア」。地味かもしれないけど好きな曲。「振り返りながらすり減りながら行くんだ」ってシンプルだけどすごく好き。

「3月9日」や「南風」などの名曲も収録です。懐かしさに浸りたい方も是非。