James Records

オルタナ・インディー・ポストロックなどの新譜から過去の名盤まで。

☆Pinkerton / Weezer (1996)

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無人島に持ってくならこの一枚。

リヴァース・クオモ率いる4ピースバンドWeezer。1994年に1st「ブルーアルバム」でデビュー、情けない歌を分厚いロックサウンドに乗せてダサい格好で演奏するという斬新さが世界中の童貞の心を掴み、世界を代表するバンドになりました。

ブルーアルバム収録の「Buddy Holly」。

「Pinkerton」は、そんな1stが世界的大ヒットを記録しリヴァース自身を取り巻く環境が変化した時期に出されたアルバム。そういった中での不安、重苦しさがこれでもかというほどに込められていています。

自分はこのアルバムでリヴァースが何を言ってるのかについてはあまり興味はないです。歌とサウンドに込められた切迫感、どうしようもなさに共感して何度もリピートしてしまうんです。クソ汚いディストーションギターに乗せたミスマッチな美メロ、ギリギリ感溢れる歌声、音。自然に涙が出そうになります。

どの曲が一番とか無いです。全曲等しく大好きですがとりあえずこの曲を。

好きすぎて書くのにめちゃくちゃ時間がかかった。説明するのが難しい、聴けば分かる!