James Records

オルタナ・インディー・ポストロックなどの新譜から過去の名盤まで。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

CALL / スカート (2016)

東京で活動しているインディーバンドスカートの5thです。 ポップなのに王道を少し外したメロディやコード進行が最高です。爽やかなので夏の内にぜひ。ルックスも王道を外した感じでグッド。 一回ライブで観たのですが、その時はアコースティックでやっててこ…

TEAM ROCK / くるり (2001)

世間はフジロックですが皆さん苗場でそれっぽい帽子被って揺れてますか。実は今年はYoutubeで無料生配信しているので自宅でも楽しめます。是非に。 TEAM ROCKはくるりで1番か2番目くらいに好きじゃないアルバムです。中途半端にエレクトロニカ要素を入れてみ…

SickSickSickSick / 佐藤千亜妃 (2018)

きのこ帝国のギターボーカル佐藤さんのソロ作品。最近ツイッター始めたらしいのでフォローしてね。 本作はバンドサウンドは用いず、ポップなエレクトロニカ曲がほとんど。歌詞も恋愛など普遍的な内容で、人を選ばない感じです。純粋にメロディが良くてそれだ…

Foreign Languages / tide/edit (2014)

フィリピン?かどこかのポストロックインストバンド、tide/editの1st。フィリピンじゃなかったかも。すみません。 テクニカルかつキャッチーなフレーズがかっこいい。たまに繰り出されるファンキーなカッティングも良い感じ。あと演奏上手すぎ。toe好きだけ…

Crazy for You / Best Coast (2011)

Best Coastの1stです。 サーフ系のローファイパンクといった感じで、暑い日にぴったりです。冷房の効いた小綺麗な部屋よりは、扇風機1台置いてある小汚い部屋で聴くと良い感じです。それか海辺でラジカセとかで聴いてください。お願いします。 1曲目「Boy Fr…

Micro Castle / Deerhunter (2011)

オルタナ、シューゲイザーからサイケ、パンクなどなんでもありでアルバムごとに印象を変えるDeerhunter。 メンバーの幅広い音楽経験をこれでもかというほどに詰め込みまくって作品にするバンド。聴き手を意識したキャッチーさは全くなく、その分好奇心を持っ…

Chicken Zombies / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

今日の記事はちょっとギター好きな人向けの内容です、すみません! 今日はアベフトシの命日。彼が亡くなってもう15年とかそれくらいでしょうか。日本で一番上手いギタリストは誰か知りませんが、日本で一番かっこいいギタリストって聞かれたらアベフトシって…

K / Kula Shaker (1999)

イギリスのギターロックバンドKula Shakerの1st。 ロックンロールとインド文化の融合。キャッチーなリフとメロディの合間にもサイケデリックさが垣間見えて気持ち良い。とにかくシンプルにカッコいいアルバムで、間違いなくこのバンドの最高傑作です。 1曲目…

Salad days / Mac Demarco (2014)

カナダのインディーロックシンガーのマックデマルコの2nd。今年フジロック出るみたいです。 どことなくサイケ感あるひねくれポップ。浮遊感のある涼しげなサウンドでこの時期にぴったりではないでしょうか。けだるい歌声が、怠惰な夏の日の午後を肯定してく…

You’re Welcome / Wavves (2017)

暑いですが皆さん生きてますか?暑さに負けないためにもこのアルバムを聴いてください。 オルタナティブ・パンクバンドWavvesの最新作。ローファイでサーフ感のあるパンクという感じです。とにかく馬鹿で暑苦しい音。エアコンのない小汚い部屋で暑さに耐えな…

ファンクラブ / ASIAN KUNG-FU GENERATION (2006)

アジカンいえばこれって言う人はあんまりいないですが、個人的に好きなので。 それまでの「君繋〜」や「ソルファ」に比べて明らかに地味なこのアルバム。詞も全体的に暗め。「ブラックアウト」「ブルートレイン」などを聴いて分かるように、今回は個々の演奏…

American Football / American Football(1999)

ワールドカップはJames Records公認国フランスが優勝しました。おめでとう! 重鎮American Footballの1st。クリーンのアルペジオの絡み合いと変拍子、複雑で緻密な構成、それをものともしないテクニック。いわゆるポストロックに必要な要素を全て提示した重…

トランシーバ・デート/キイチビール&ザ・ホーリーティッツ(2018)

キイチビールさん(ギターボーカル)率いるポップバンド。 シンプルで分かりやすい日本語詞にポップだけどちょっとひねくれたメロディ。緩く歌ってるように見せかけて、詞の節々に生活に対する焦燥とかが見えてきてその対比がたまらないです。良いポップスの安…

インディゴ地平線 /スピッツ (1995)

連日暑いですが皆さん大丈夫ですか。夏は昼が長く、陽が落ちる前にシャワーを浴び、爽快な気分でビールを飲めるので個人的には最高の季節です。話が逸れました、レビューに移ります。 インディゴ地平線はスピッツの7thアルバム。カブ乗りの女の子のジャケが…

Tour EP / Teen Daze (2011)

W杯予想を尽く外している当ブログですが、決勝はフランス2-1クロアチアです。これは間違いない。当たったらコメントください。 Teen Dazeはカナダで活動しているエレクトロニカ・ドリームポッププロジェクト。くるりの岸田繁がレコメンドに挙げているのを見…

Jupiter / BUMP OF CHICKEN (2002)

バンプ、アジカン、エルレ、ラッド。00年代、中高生の心を掴んで離さなかったこれらのバンドの中でも特に好きだったのがバンプでした。 曲の良し悪しとかではなく、当時のバンプ特有の田舎臭さ、泥臭さ、不器用さが好きでした。今では恥ずかしいけど「Stage …

Destiny / Nona Reeves (2000)

タイの少年13人が全員救出されたみたいですね。本当に良かったです。今日はガパオライス好きなだけ食べていいぞ。 NONA REEVESは極上のポップスを奏で続けて20年のベテランバンド。 ポップスを中心に据え、R&B、ファンク、ソウルなどの要素で肉付けされたハ…

Organ Freeman / Organ Freeman (2016)

。 ワールドカップ4強が出揃いました。James Records的にはフランス優勝で予想していますので当たったらコメントください。 Organ Freemanはジャズ、ファンク、ソウル、フュージョンなどの要素を併せ持ったポップなインストバンド。モーガンフリーマンをもじ…

Roosevelt / Roosevelt (2016)

ドイツのエレクトロポップバンド。 自分は元々生のバンドサウンド厨だったんですが、最近無機質なエレクトロニカもなんとなく好きになり行き着いたのがこのバンドでした。 シンセの音色が最高。古臭さと真新しさが調和した素晴らしいサウンドです。メロディ…

Regret,Love,Guilt,Dreams / The Bilinda Butchers (2011)

記録的豪雨が続いております。二次災害にはくれぐれもお気をつけください。 このアルバムは北欧かどこかのインディーポップバンドのEPです。バンド名はマイブラのビリンダブッチャーからそのまま拝借。 その名が示す通りシューゲイザー・ドリームポップ的な…

Slowdive / Slowdive (2017)

歴史的豪雨が続きますが皆さんご無事ですか。土砂災害や河川の氾濫には十分お気をつけください。 2017年はある意味シューゲイザーの年。RideやSlowdive、ジザメリなどのレジェンド達がこぞって復活し名作を残していきました(マイブラは相変わらず新譜出す出…

No New World / MASS OF THE FERMENTING DREGS (2018)

マスドレ実に8年振りの新譜、昨日リリースでした。 轟音で捲し立てて勢いで走りきるのがマスドレでした。が、今作は以前より明らかに音数少なめで落ち着いているし、ポップにまとまったなあと。一音一音丁寧に聴かせようという意識を感じました。ボーカルも…

Days / Real Estate (2011)

初夏。この時期は聴くのに迷うと大体Real Estateをかけてしまいます。 浮遊感、透明感たっぷりでメロディアス。薄いリバーブがかかったローファイギターが気持ち良い。特に初期のReal Estateは初夏にぴったりの清涼感あふれるサウンドですのでこれからの時期…

フジファブリック/ フジファブリック (2004)

台風が上陸しましたが九州の皆さん無事でしょうか。通過した後も土砂災害や河川の氾濫には十分気をつけてください。 ところで、台風といえばフジファブリック1stアルバム収録のこの曲「TAIFU」。 独特な和風リフに日本語詞を重んじた歌、先の読めない展開。…

【W杯企画】Mind Travel / Superfly (2011)

頑張れ日本。James Recordsはサッカー日本代表を応援しています。今晩27時キックオフのベルギー戦、1-1からのPK4-3で日本の勝利と予想します。ベルギーよ、震えて眠れ。 下馬評を覆し決勝へ進んだ日本。ポーランド戦への批判はありますが逆境を力に変えて勝…