James Records

オルタナ・インディー・ポストロックなどの新譜から過去の名盤まで。

2018-01-01から1年間の記事一覧

【良いお年を】2018年の15枚

2018年もあと10時間くらいで終わりです。いやー最高の一年でした!来年も飛躍の一年にしたいです。 実家で暇な人とかいたらこの記事読んでください。ついでにコメントもお願いします~。良いお年を。 Anywhere You Like / ベランダ 京都の若手インディーズバ…

Lush / Snail Mail (2018)

あっという間に12月で今年ももう終わりですね。そろそろ今年の10枚みたいなの書きたい。サボってた分の帳尻を合わせるためにも書きます。 Snail Mailは最近19歳になったばかりの宅録女子によるギターポップバンド。昨今の溢れかえるばかりのギターポップバン…

☆A Night At The Opera / Queen (1975)

ボヘミアンラプソディ公開おめでとうございます!まだ観てないのでコメント欄でネタバレとかしないでください、お願いします! 1曲目「Death On Two Leg」、今聴いても本当にかっこいい。コテコテのハードロックかと思わせといて捻くれまくってる。随所に挟…

The Optimist / Cory Wong (2018)

お久しぶりです。プライベートが若干忙しくて更新出来ていませんでした、これからは週2くらいでの更新目指します!毎日は無理! Cory Wongというギタリストをご存知でしょうか。以前紹介したファンクバンドVulfpeckのギタリストで、超絶タイトなカッティング…

タイム・ラプス / きのこ帝国 (2018)

きのこ帝国の待望の新譜、本日発売です。特に最近はアルバムごとの変化が激しく、今回はどういう曲を聴けるのか非常に楽しみでした! で1曲目の「WHY」、屈託無いディストーションギターが聴けて早速ワクワクです。オルタナ寄りのアルバムなのかなとちょっと…

Are Matthew,Mark,Luke and John / The Jesus Years (2004)

お久しぶりです。当ブログは1日1枚を諦め、好きな時に更新する方針になりました。今後ともよろしくです! ところで北海道の方々、ご無事でしょうか。もう大丈夫だろうと思った頃に大きな揺れがやってくることもあります。備蓄の確保と避難経路・場所の把握を…

Belle Époque / ラッキーオールドサン (2017)

日が落ちるのが早くなって参りました。外の空気もどことなく冷たく、秋の訪れを告げるようです。こんな夜には、コンビニおでんと安い日本酒で一杯やりながらこの一枚を聴くことにします。 男女2人によるアコースティックユニット、ラッキーオールドサンの2nd…

AFTER HOURS / シャムキャッツ (2014)

平成最後の高校野球が終わりました。大阪桐蔭優勝おめでとう。負けた球児達の涙は甲子園の土を濡らし、空にはいずれ虹がかかります。皆、お疲れ様。 シャムキャッツは東京のインディーポップバンドです。フリッパーズギターと90年代オルタナなど色々ごちゃ混…

Intermission EP / No Vacation (2016)

今年の高校野球、面白すぎ...?金足農業のツーランサヨナラスクイズはもちろんですが、どの試合も切迫した展開で最高でした。大阪桐蔭だけは順当に余裕で勝ち上がってて流石といった所です。James Recordsは頑張る球児達を応援しています。球児達に届け、こ…

透明雑誌Forever / 透明雑誌 (2012)

今ウエストで飲んでいるのですが、ゴマだれ冷奴が多すぎて困っています。誰か来てください。 今、台湾オルタナが熱い。透明雑誌の紹介です。 名前からなんとなく分かる通りナンバーガールを最高にリスペクトしてるバンド。オルタナ然とした殺伐感の中にもキ…

TRICERATOPS / TRICERATOPS (1998)

James Recordsは第100回全国高校野球選手権大会を応援しています。鹿児島実業の皆さんはお疲れ様でした。優勝予想は木更津総合です。当たったらコメントください。 話が逸れましたがTRICERATOPSの1stを紹介させてください。 王道ロックンロールリフに乗せて…

Gemini / Wild Nothing (2010)

長期休暇で生活リズムが狂ってしまった方へ、寝る前にいつも聴いているアルバムの紹介です。 Wild Nothingはキャリアのステージごとに作風を変えていく柔軟なバンドです。このアルバムはドリームポップ、エレクトロニカ的な穏やかな音を楽しめる、耳に優しい…

さざなみCD / スピッツ (2008)

James Recordsは鹿児島実業高等学校野球部を応援しています。明日の金足農業戦頑張ってください。 さざなみCDは全国の球児に聴いてほしい、8月に最高に合うアルバムです。全曲シングルカット出来るくらいキャッチーな名曲揃いです。爽やかなサウンドが夏にぴ…

レモンドEP / ニトロデイ (2018)

横浜のインディーズバンド。 ニルヴァーナ、ピクシーズとかのオルタナ愛を微塵も隠さずストレートに鳴らすバンド。個人的に日本語詞にこだわってる所がうれしい。オルタナ直系のバンドはあっても英詞で歌うことが多いので。 曲良し、音良し、詞も良しでつい…

IN RAINBOW TOKYO / うみのて (2013)

笹口騒音ハーモニカ率いるバンド。 殺伐としたサウンドに、冷静だけど熱い鋭利な歌が特徴。主観とも客観とも言えない曖昧な立ち位置から社会や人間を風刺する歌詞が印象的です。暴力的なギターとやたら綺麗な鉄琴の対比も美しい。 前見たインタビューで、言…

CALL / スカート (2016)

東京で活動しているインディーバンドスカートの5thです。 ポップなのに王道を少し外したメロディやコード進行が最高です。爽やかなので夏の内にぜひ。ルックスも王道を外した感じでグッド。 一回ライブで観たのですが、その時はアコースティックでやっててこ…

TEAM ROCK / くるり (2001)

世間はフジロックですが皆さん苗場でそれっぽい帽子被って揺れてますか。実は今年はYoutubeで無料生配信しているので自宅でも楽しめます。是非に。 TEAM ROCKはくるりで1番か2番目くらいに好きじゃないアルバムです。中途半端にエレクトロニカ要素を入れてみ…

SickSickSickSick / 佐藤千亜妃 (2018)

きのこ帝国のギターボーカル佐藤さんのソロ作品。最近ツイッター始めたらしいのでフォローしてね。 本作はバンドサウンドは用いず、ポップなエレクトロニカ曲がほとんど。歌詞も恋愛など普遍的な内容で、人を選ばない感じです。純粋にメロディが良くてそれだ…

Foreign Languages / tide/edit (2014)

フィリピン?かどこかのポストロックインストバンド、tide/editの1st。フィリピンじゃなかったかも。すみません。 テクニカルかつキャッチーなフレーズがかっこいい。たまに繰り出されるファンキーなカッティングも良い感じ。あと演奏上手すぎ。toe好きだけ…

Crazy for You / Best Coast (2011)

Best Coastの1stです。 サーフ系のローファイパンクといった感じで、暑い日にぴったりです。冷房の効いた小綺麗な部屋よりは、扇風機1台置いてある小汚い部屋で聴くと良い感じです。それか海辺でラジカセとかで聴いてください。お願いします。 1曲目「Boy Fr…

Micro Castle / Deerhunter (2011)

オルタナ、シューゲイザーからサイケ、パンクなどなんでもありでアルバムごとに印象を変えるDeerhunter。 メンバーの幅広い音楽経験をこれでもかというほどに詰め込みまくって作品にするバンド。聴き手を意識したキャッチーさは全くなく、その分好奇心を持っ…

Chicken Zombies / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

今日の記事はちょっとギター好きな人向けの内容です、すみません! 今日はアベフトシの命日。彼が亡くなってもう15年とかそれくらいでしょうか。日本で一番上手いギタリストは誰か知りませんが、日本で一番かっこいいギタリストって聞かれたらアベフトシって…

K / Kula Shaker (1999)

イギリスのギターロックバンドKula Shakerの1st。 ロックンロールとインド文化の融合。キャッチーなリフとメロディの合間にもサイケデリックさが垣間見えて気持ち良い。とにかくシンプルにカッコいいアルバムで、間違いなくこのバンドの最高傑作です。 1曲目…

Salad days / Mac Demarco (2014)

カナダのインディーロックシンガーのマックデマルコの2nd。今年フジロック出るみたいです。 どことなくサイケ感あるひねくれポップ。浮遊感のある涼しげなサウンドでこの時期にぴったりではないでしょうか。けだるい歌声が、怠惰な夏の日の午後を肯定してく…

You’re Welcome / Wavves (2017)

暑いですが皆さん生きてますか?暑さに負けないためにもこのアルバムを聴いてください。 オルタナティブ・パンクバンドWavvesの最新作。ローファイでサーフ感のあるパンクという感じです。とにかく馬鹿で暑苦しい音。エアコンのない小汚い部屋で暑さに耐えな…

ファンクラブ / ASIAN KUNG-FU GENERATION (2006)

アジカンいえばこれって言う人はあんまりいないですが、個人的に好きなので。 それまでの「君繋〜」や「ソルファ」に比べて明らかに地味なこのアルバム。詞も全体的に暗め。「ブラックアウト」「ブルートレイン」などを聴いて分かるように、今回は個々の演奏…

American Football / American Football(1999)

ワールドカップはJames Records公認国フランスが優勝しました。おめでとう! 重鎮American Footballの1st。クリーンのアルペジオの絡み合いと変拍子、複雑で緻密な構成、それをものともしないテクニック。いわゆるポストロックに必要な要素を全て提示した重…

トランシーバ・デート/キイチビール&ザ・ホーリーティッツ(2018)

キイチビールさん(ギターボーカル)率いるポップバンド。 シンプルで分かりやすい日本語詞にポップだけどちょっとひねくれたメロディ。緩く歌ってるように見せかけて、詞の節々に生活に対する焦燥とかが見えてきてその対比がたまらないです。良いポップスの安…

インディゴ地平線 /スピッツ (1995)

連日暑いですが皆さん大丈夫ですか。夏は昼が長く、陽が落ちる前にシャワーを浴び、爽快な気分でビールを飲めるので個人的には最高の季節です。話が逸れました、レビューに移ります。 インディゴ地平線はスピッツの7thアルバム。カブ乗りの女の子のジャケが…

Tour EP / Teen Daze (2011)

W杯予想を尽く外している当ブログですが、決勝はフランス2-1クロアチアです。これは間違いない。当たったらコメントください。 Teen Dazeはカナダで活動しているエレクトロニカ・ドリームポッププロジェクト。くるりの岸田繁がレコメンドに挙げているのを見…