James Records

オルタナ・インディー・ポストロックなどの新譜から過去の名盤まで。

Songs of Innocence / Luminous Orange (2010)

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Luminous Orangeは日本のオルタナティブロックバンド。1992年から日本のオルタナシーンを裏で支えてきた硬派なバンドです。

不協和音を使った謎なコード感、やたら攻撃的なギター、フィードバックを活かした轟音、ソリッドで疾走感溢れるドラム。シューゲイザーの要素もあるけど、音の壁を作ることに終始せずに、それを曲の一要素として上手く利用していてバランスがとても良いです。

このアルバムの曲は特にドラムの手数がやたら多い。こういうドラム最高...って思ったらアヒトイナザワ(ex.Number Girl)がこのアルバムに参加しているそうです。なるほど。他にもクリストファーマグワイア(ex.くるり)なども参加していてジャパニーズオルタナファン垂涎の面々。誰がどの曲叩いてるか当ててみるのも一興ですね。

2曲目「Untold」はイントロのリフから最高。鋭角ギターと暴力的手数のドラムで音の壁を作る疾走ナンバー。多分これアヒトが叩いてる。皆さんどう思いますか。

3曲目「Sea of lights」。不安定で緊張感のあるコード感がたまんないですね。展開もアツい!

マスドレとか好きな人には直撃なんじゃないでしょうか。是非に。