James Records

オルタナ・インディー・ポストロックなどの新譜から過去の名盤まで。

☆A Night At The Opera / Queen (1975)

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ボヘミアンラプソディ公開おめでとうございます!まだ観てないのでコメント欄でネタバレとかしないでください、お願いします!

1曲目「Death On Two Leg」、今聴いても本当にかっこいい。コテコテのハードロックかと思わせといて捻くれまくってる。随所に挟むやたら多重のコーラス、ブライアンメイにしか出せない野太くも綺麗なロングトーン。最高や!

ハードロックに始まり、カントリー、ポップス、フォークなどやりたい放題やってボヘミアンラプソディー、そしてイギリス国歌で締めくくるやりたい放題なアルバム。詰め込みまくってるのに謎のまとまりを感じる不思議なアルバム。

Bohemian Rhapsody」、世界で一番すごい曲挙げてって言われたらこの曲を挙げるかもしれないし、挙げないかもしれない。ブライアンが中々納得いくテイクが録れず、フレディがブチ切れたのもこの曲。結果最高のソロが録れて良かったね...。

天国のフレディ、見てるー?

The Optimist / Cory Wong (2018)

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お久しぶりです。プライベートが若干忙しくて更新出来ていませんでした、これからは週2くらいでの更新目指します!毎日は無理!

Cory Wongというギタリストをご存知でしょうか。以前紹介したファンクバンドVulfpeckのギタリストで、超絶タイトなカッティングと遊び心溢れるリフがたまらない新世代のギタリストです。今月号のギタマガでも特集を組まれていましたね!パットマルティーノの元でジャズを学んでいたとは...意外でした。フェイバリットにグリーンデイ挙げてるのも意外。ルーツって案外分からないものですよね。

ガチガチのファンクをやりつつも遊び心に溢れていて古さを全く感じさせないのが最高です。ほとんどリード的なフレーズを弾かず、バッキングだけで存在感を示す所にこだわりを感じます。

ギターのことばっかり書いてますがベースやサックスも超絶上手くてかっこいいです。楽器関係なく是非聴いてみてください。

Jax / Cory Wong

タイム・ラプス / きのこ帝国 (2018)

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きのこ帝国の待望の新譜、本日発売です。特に最近はアルバムごとの変化が激しく、今回はどういう曲を聴けるのか非常に楽しみでした!

で1曲目の「WHY」、屈託無いディストーションギターが聴けて早速ワクワクです。オルタナ寄りのアルバムなのかなとちょっと思いました。

最後まで聴いた印象では、全体的に歌に比重を置いているポップなアルバムでした。棘はもはやないですが日常を滑らかに歌いあげる詩のセンスは流石ですね。洗練された大人のポップスという感じの作品で、初期のシューゲイザー路線が好きな人からは賛否別れるとは思いますが、最早そんなことはどうでもいい段階に本人達も入ってるでしょう。

初回限定盤にはインディーズ時代のEPも付いてます。ファン垂涎の内容。

先行シングル「金木犀の夜」。昔の歌謡曲的な雰囲気すら感じるノスタルジックな曲。

個人的にベストトラックは一曲目の「WHY」でした。8曲目の「中央線」も好き。皆さんも是非手に取って、感想をお聞かせください!