James Records

オルタナ・インディー・ポストロックなどの新譜から過去の名盤まで。

タイム・ラプス / きのこ帝国 (2018)

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きのこ帝国の待望の新譜、本日発売です。特に最近はアルバムごとの変化が激しく、今回はどういう曲を聴けるのか非常に楽しみでした!

で1曲目の「WHY」、屈託無いディストーションギターが聴けて早速ワクワクです。オルタナ寄りのアルバムなのかなとちょっと思いました。

最後まで聴いた印象では、全体的に歌に比重を置いているポップなアルバムでした。棘はもはやないですが日常を滑らかに歌いあげる詩のセンスは流石ですね。洗練された大人のポップスという感じの作品で、初期のシューゲイザー路線が好きな人からは賛否別れるとは思いますが、最早そんなことはどうでもいい段階に本人達も入ってるでしょう。

初回限定盤にはインディーズ時代のEPも付いてます。ファン垂涎の内容。

先行シングル「金木犀の夜」。昔の歌謡曲的な雰囲気すら感じるノスタルジックな曲。

個人的にベストトラックは一曲目の「WHY」でした。8曲目の「中央線」も好き。皆さんも是非手に取って、感想をお聞かせください!