平成の15枚
令和あけおめ!
独断と偏見で平成の15枚選んでいきます。
生活 / エレファントカシマシ (1990)
「俺はお前に負けないが お前も俺に負けるなよ」
おう....頭が本当におかしかったころの宮本の遺作。
名前をつけてやる / スピッツ(1991)
ハチミツと迷ったけどこっちで。魔女旅に出るは藤井7段も認める名曲。でも中学生に「やはりチェリーですか...」って言われたらめちゃくちゃムカつきそうだ。自分はプールが好きです。
スリーアウトチェンジ / スーパーカー(1998)
19歳の少年少女によるギターポップ。やたら曲数が多い。中盤ちょっとだれるけど名盤だよねやっぱり。
アンテナ / くるり(2004)
クリストファーマグワイヤが参加してるアルバムは実はこれとジョゼ虎のサントラだけ(違ったらすみません)。インタビューで岸田が「ロックとジャズのビートの融合」みたいなこと言ってた気がする。唯一無二で後にも先にも真似するバンドが現れない名盤。
ナマで踊ろう / 坂本慎太郎(2014)
一番好きなギタリストです。ソロは3作とも良いので是非聴いて。ギターは音色とフィーリングだ。
スーパーカルト誕生 (Birth of The Super Cult) / 坂本慎太郎 (Shintaro Sakamoto) zelone records official
金字塔 / 中村一義 (1999)
天才宅録青年だったころの中村一義の名盤。中村一義の最高傑作は意見分かれそうだけど自分はこれ。歌詞がまじで聴き取れないぞ。
中村一義(100s初Live) 犬と猫(RIJF.2001Ver.)
kocorono / bloodthirsty butchers (1996)
ブッチャーズも傑作の意見が割れそうなバンド。kocoronoはジャケット込みで傑作だと思います。
bloodthirsty butchers - 7月 (Fuji Rock Festival 2010)
AINOU / 中村佳穂 (2019)
彗星のごとく現れたシンガーソングライター中村佳穂。1stから大傑作を作り出してしまってフジロックの出演も決定。これが才能か。。。ホムカミなども輩出した京都精華大学出身。学内にレコーディングスタジオがあるのはずるい。
Kaho Nakamura - Kittone! [Official Music Video]
TEENAGER / フジファブリック(2008)
フジファブリックがポップスを突き詰めた結果生まれた名盤。初期の和製異端ロック的な方向性の方が僕は好きですが、最高傑作はこれでしょう。
フジファブリック (Fujifabric) - 若者のすべて(Wakamono No Subete)
シンクロニシティーン / 相対性理論(2010)
天才集団のそれだったバンド。聴き心地が良すぎる。
Soutaisei Riron China Advice (相対性理論 - チャイナアドバイス)
WHALE LIVING / Homecomings(2019)
日本語詞ギターポップで今のホムカミの右に出るバンドはいないんじゃないでしょうか。たぶん。学内にレコーディングスタジオがあるのはずるいぞ。
Homecomings "Hull Down"(Official Music Video)
ヘッド博士の世界塔 / フリッパーズギター(1991)
頭の中のぞいてみたい。奇才でポップセンスも持ち合わせてるずるい人たち。洋楽からいろいろサンプリングしてるので元ネタ探すのもまた一興では。
Flipper's Guitar - Groove Tube
THE PIER / くるり(2014)
異国情緒あふれる一作。どこの国の音楽を持ち込んだが全く見当つかない。実験作でもあるがポップスとして自然とまとまってるのが流石。2010年代のくるりなら迷わずこれ。大傑作。
くるり-Liberty&Gravity / Quruli-Liberty&Gravity
CHICKEN ZOMBIES / THEE MICHEL GUN ELEPHANT (1997)
カッティングフレーズの宝石箱やー
ロシアン・ハスキー THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
ハチミツ / スピッツ(1993)
やっぱ入れとこう。藤井君の前で「ロビンソン好きです」って真顔で言いたい。「やはり...」って切り出したら迷わず殴ろう。
Ghosts / ミツメ (2019.4)
社会人の皆さん、一週間お疲れさまでした。毎日が週末のAriumaです。
当ブログは働く皆さんを応援しています。飲みましょう。
約2年ぶりの新作リリースのミツメ。アルバムごとに趣向を変える彼らですが、今作は歌に重きを置いてる印象でした。全体的にミドルテンポが多く音圧も薄め。結成10年目の円熟を感じさせる、肩の力の抜けた至高のポップソングはスピッツなどが好きな人におすすめ。バッキングでコード弾きを多用せず、最小限の音を鳴らして各楽器の絡み合いを楽しめるようにしているのもミツメの醍醐味で、そこは相変わらず流石だなあと思います。ポップでキャッチーで入口は広いけど奥深い音楽です。
先行シングルの"エスパー"は名曲ですね。
新曲"なめらかな日々"。
なめらかな日々 取り戻して
悪いことはない けれどどこか
あなたがいない それ以上のなにか
このアルバムを象徴する1節。Ghostsというタイトルが表すように、何かが足りないこと、誰かがいなくなったことが今作のテーマ。何かの不在を述べるだけでそれ以上は提示しない。どう感じるかはリスナーのあなた次第です。無職が講釈垂れてすみません。
AINOU / 中村佳穂 (2018)
今日から社会人の皆さん、お疲れ様です!Ariuma(無職)です。慣れないことが多くストレスも多いと思いますので早く帰って音楽聴いて酒飲んで寝てください。
この中村佳穂さんのAINOUというアルバム、去年の邦楽のアルバムで一番良かったというレベルで好きです。昨年末に書いた記事(【良いお年を】2018年の15枚 - James Records)には入れ忘れてましたが。
R&Bやエレクトロニカ要素あって宇多田ヒカル好きに刺さる感じ。ポップでキャッチーだけど大衆的なそれとは一線を画すアンダーグラウンドな匂いを感じる。
この曲はアルバムの中で一番キャッチーでポップ。
Kaho Nakamura - Kittone! [Official Music Video]
最高でしょう。「AINOU」、是非買って聴いてください。
社会の歯車になっても音楽の趣味ぐらいは貫きたいですよね。皆さんの好きな音楽はどんな音楽ですか?